雑感~2週間経って~
本当は自分がいた就労移行支援事業所の就労支援員になりたかった。でもそのハードルは高く、精神障害者である自分ではそのハードルは越えられなかった。ただ、就活していく中で、自分では務まらないのもなんとなくわかってしまったので、それについての後悔はない。その後に目指したB型事業所の生活支援員。しかも数少ない障害者枠での募集だった。ここしかないと思った。そして強運なのか、私は今そこで働いている。本当にありがたい話だ。
今の勤務形態は週3日5時間ずつと非常に少ない。でもこれは会社の最大限の配慮だし、私もそう理解している。これから休むことなく働いていくための必要なステップなのだそうだ。非常に精神的にきつい仕事故とのこと、私はまだ幸か不幸かそれを感じていない。この先感じるのかもよくわからない。そのくらい今は平常心を保って仕事ができている。ただ、それを良しとは思っていない。事業所を卒業して行かれた先輩方は、最初からフルタイムで働かれていらっしゃる方も多い。その方々に比べて自分はどうなのか。日々ものすごい負い目を感じている。自分はこの先いつになったらフルタイムまで行くことができるかもわかっていない。仕事の内容よりそのことが日々負い目に感じている。これは自分もそうならない限り消えないだろうと思う。
仕事の内容、質については、まだ入りたてのペーペーが言えることではないが、常に気を張って無い頭をフル回転させて何とかやっている感じ。利用者様がする仕事のサポートをしつつ、利用者様への気を配る。これはなかなかできることではないが、そうもいってはいられない。日々指摘の嵐だけれども、何とかやっていかなければ明日がない。でもやりたくて入った業界。そう簡単には白旗は挙げない。挙げてなるものかと思って必死にしがみついてやるという気持ちでいっぱいだ。そのくらいやらなきゃ、諸先輩方とは対等に渡り合えない。そう思っている。助かっているのが体調がすこぶる良いこと。うつはなりを潜めてくれている。ありがたい話だ。このまま続けていかなければ、今までの苦労が水の泡になってしまうので、そこは一番気を付けたいと思っている。
来春には私も56になる。少なくとも65までは働きたいので、老いぼれではあるが、最後に一花咲かせたいと思っている。
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