小海星フェス2024&ガチ撮影
30分遅れたせいなのか、途中西東京、神奈川で若干渋滞にはまってしまい、到着は5時間後の10時30分になってしまいました。でも初の午前中到着です。
会場をまわって旧ツイッターでお世話になっている何名かの方にご挨拶させていただいたり、メイン会場でホテルのバターチキンカレーを頂いたり(美味しかったです!!)して13時くらいまでは過ごしました。
移動天文台では初めて太陽のプロミネンスを拝見させていただきました。すごい迫力でした!!
この後、もう少し行動的だったら他の皆さんにもお会いできたのでしょうが、車に戻ってまったりしてしまったのと、仮眠を取っていたので、その後会場を訪れることなく、もう一つの目的、というか自分のメインイベント!ガチ撮影!!へと突入しました。
今回の機材は、オートガイド側はFC50+冷却CMOSカメラ、ノータッチガイド側は望遠レンズ&広角レンズ+イチデジ、この他にタイムラプス用にデジカメ1台のカメラ計4台体制です。23時まで月がありますが、1時間前の22時くらいからは問題なく撮影できるでしょう。気温は下がって0℃付近に向かっています。
夜がやってきました。月はありますが、当たり前ですが、星の数が自宅と全く違います!!月があるのに薄っすら天の川もわかります。なのにじっとしているはずがありません!そうです!月関係なく20時前には撮影を開始しました!!やっちゃえ○○(爆)。
でもって、最初に白状いたしますが、今回広角レンズの作品はありません。あれ?撮ったんでは??はい、撮りました、が、色気出してフィルターかましてしまって、ピントの寄せが甘く、すべてピンボケとなりました(大爆)。4作品も撮ったのに・・・ということでFC50と望遠レンズの作品のみご覧いただきます。
FC50+76Dレデューサー+HEUIBⅡ+ASI2600MCP+EM10B(K-ASTEC改)
Gain100 Offset15 300sec×40
これは絶対に撮りたかった!!自宅で散々失敗し続けていたので。でも淡い!!でも写りました!まずまずといったところです。
機材同じ 300sec×28
以前この小海星フェスでも狙ったものの、薄雲にやられて失敗した対象です。今回はうまくいってくれました!でも本当は40コマ撮る予定が、まさかの電源残量ゼロで電源が落ちてしまって、途中で終了となりました。電源には自信あったのですが、予想以上に電源食われたようです。恐るべし冷却カメラですね。
kissX9i(HKIR)+SMC-PENTAX135mmF2.5→F4+HEUIBⅡ+SPACEBOYノータッチ
ISO1600 180sec×40
夏の星座、白鳥座の北十字の中心γ星を取り巻く星雲群でおなじみでサドル星雲とも呼ばれます。今回使ったPENTAXのレンズはそれこそフィルム時代のマニュアルレンズですが、口径が大きく明るい光学系が魅力でまだ持っていました。今回EFマウントへの変換アダプタを使って用いました。若干パープルフリンジは出ましたが、画像処理で消せる範囲のもので、特に問題にはなりませんでした。良く写っていると思います。
機材同じ 180sec×30
ペルセウス座のカリフォルニア星雲の近くに位置する淡い星雲で、無謀にも狙ってみましたが、写ってるの?というレベルでした。
機材同じ 180sec×30
オリオン座の右下に位置する1等星リゲル付近の散光星雲です。先ほど出てきた魔女の横顔はリゲルの近くにあるのです。それと赤青の星雲がうねうねしています。個人的にお気に入りの画角なのです。ここまで写れば満足です。
機材同じ 180sec×30
オリオン座の中心部付近です。今の技術ではオリオン大星雲はディテールを出しつつ作品に出来るのでしょうが、私にはうまくできないので、大星雲大飛びマシマシバージョン、いわゆる懐かしのフィルム作品風というところで許してください。この領域も三ツ星の廻りとかにある赤青の星雲うねうねだったり、馬頭星雲、M78星雲があったり、とっても楽しい領域です。これもレンズが明るいおかげかもしれません。
ということで、作品は以上6作品となりました。今回は満足度高かったです。
あと、撮影風景とかをまた動画にしてみましたので、よろしければご覧ください。
天候は結局朝までもちまして、見事完走してしまいました!!よかったです!大満足でした!!
現地でお会いしました皆様、そして今回お会いできなかった皆様も、いろいろとありがとうございました&お疲れさまでした。また来年行けたらお会いしたいです。よろしくお願いいたします。
帰りは朝方1時間仮眠出来たおかげで眠くなることもなく、4時間で帰ってこれました。
楽しい遠征でした!!
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