6月だというのに・・・
とは言え今日は半月なので、都会の明るさを考慮しても23時くらいくらいからしか撮影は出来そうにありません。一方の薄明も2時半過ぎで、都会の明るさを考慮しても3時過ぎくらいまでしか撮れそうにありません。フラットも含めて正味4時間。かなりタイトですね。かといって対象が一つでは寂しい・・・。そこで今回はM16、M17を300sec×20ずつ撮ることにしようと決めました。
22時半くらい、天気はボチボチのようです。開始です。しっかり酒は飲んでいましたので、酔い覚まししながらの導入です。一応23時過ぎには撮影開始できました。
モニターの様子です。星雲のせの字も写っていませんね。毎度のことです。これから後で星雲をあぶりだしていくわけですよ!!それにしてもわくわく感はなく、本当に写ってる???の不安ばかりなのであります、毎回!
5月にも自宅撮影しましたが、自宅撮影は無睡眠撮影がなかなか厳しいのであります。クーラーの効いた部屋で撮影が終わるのをひたすら待つわけなので、誘惑も多い。でも何とかラジオの力を借りて頑張りました!!正味4時間を乗り越えました。
夜が明けてゆきます。雲も出始めてきたんですね。撮影に影響はなかったかな???
仮眠を取ろうかとも思ったのですが、中途半端だったので、先に画像処理しちゃいました。
今回のデータはこんな感じです。
--データ--
FS128+76Dレデューサー+CBPフィルター+ASI2600MCP
Gain100 Offset15 冷却-5℃ 300sec×20
EM10B-MTS-3SDI++QHYminiguidescope+QHY5Ⅲ290C
対象1:M16
まだカメラがkissX9iだった頃撮ったことがありますが、謎のゴーストが出てまともに撮れませんでしたが、今回はまあまあのところまで撮れたかなとは思います。星像は正直あまり良くなかったので、強拡大するとばれてしまいますが、まあ、こんな程度かなといった感想です。何とかイーグルの翼も写りましたし、御の字です。
対象2:M17
こちらの方が明るいせいか容易に姿を現しましたが、その分少し明るいところが飛び気味になってしまったかもしれません。全体としては写りこみは弱めですが、光害を除去しているので、その辺はある程度仕方ないと思っています。それにしてもこれが何でオメガ星雲という別名なのか、いまだによくわかりません。
しかし、6月に撮影できたのは良かったのですが、今年も気象はどうなっちゃうんでしょうね???
さて、次の撮影はいつになることやら・・・。
--追記(6/16)--
XのフォローワーさんからSiriLというフリーソフトを教えていただいて、フラットが驚くほど簡単になりました。これが正解になるかはわかりませんが、もう一つの選択肢にはなったと思います。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。
四隅が少し補正しきれなかったので、95%にトリミングしています。
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