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2020年2月25日 (火)

1年ぶりの遠征

_mg_5025_1 三連休の後半、日曜日から月曜日にかけて、自宅から近い荒木根ダムに遠征してきました。約1年ぶりの遠征です。ようやく出ることができました。家族に感謝です。

15時過ぎに出て、現地には17時過ぎに到着。もうすでに5台以上の先着組の方々が準備を終えて夜を待っておられました。お、置く場所ないか?と思いましたが、一番奥が幸運にも空いており、無事店を広げることができました。

天気は若干の雲はあるものの、基本的に晴れ。途中強かった風もやみ、無風状態でした。

早速セッティング開始。久々の2台出しでしたが、優先したいRCセットの方を先組み。ここでちょっとした問題発生。今回、RCはレデューサー仕様で考えていたので、ガイド鏡を親亀子亀で載せたのですが、ウエイトが足りない・・・サブ鏡をFC50にしたくらいで不足するのか???でも、もう一つのセットに影響するので、ウエイト最遠状態でOKとしました(汗)。ま、多分大丈夫でしょ・・・今度ウエイト延長棒を手に入れなくては・・・。

あらかたRCの方は組んだのですが、よく考えていなかったことが・・・真北に水銀灯があったんだった!これは20時過ぎの消灯まで手が出せない・・・ということで、もう片方の望遠レンズのセットを組むことに。今回はSMC PENTAX135mmF2.5のデジタルデビューです。さて、満足な結果が得られるのかどうか???

_mg_4994 時間は進み、望遠セットを組み上げ、撮影態勢の途中で消灯。さて、本番です。本当は直焦点なので、消灯前から撮り始めるつもりでいたのですが、まぁこんなもんでしょう。

でもって、望遠の方はわし星雲を捕捉して撮影開始。その後、RCの方はM78へ向けて撮影スタート。予定より1時間くらい遅くなってしまった・・・遠征ではいつものことですかね。

荒木根ダムは千葉県でも極端に南にあるわけではないので、そこそこ明るいです。でも、普段見ている船橋の空とは全然違って別世界です。近くの方とちょっと立ち話をしましたが、冬は暖かいこの地を選ぶとのことでした。確かに山深いところでは氷点下10度前後の世界でしょうが、ここはせいぜい0度前後です。この10度は大きい。この晩も結局2度くらいまでしか下がりませんでした。

落ち着いたので、遅めの夕食を取り、撮影状況をチェック。特に大きな問題はないようです。ただ、望遠レンズの方はピントが非常にシビアで、なんか、PC上でも若干ずれて、星が肥大しているように見えて、ちょっと不安になりました。

それぞれ夜半前には1コマ目を終えて、フラット、ダークを撮りました。そして2コマ目の前にそれぞれピントを再チェックすると・・・結構動いてました。やっぱり夕方から急速に冷えたのでしょう。昼間が暖かかったので、ちょっと気にはなっていたのですが・・・。

仕切り直して、RCは触覚銀河のリベンジを、望遠レンズは、春の対象には焦点距離が短すぎるので悩みましたが、無難に乙女座銀河団へ向けてシャッターを切りました。

そういえば、この晩、もう一つデビューがありました。EOS60Dです。我慢ならなかった50Dの頃の長時間露出時の縞々は出るのか?結果は、ノイズ少ない・・・つるんとしてる・・・これはありがたいことです。

_mg_5030_1 順調に撮影は進み、3コマ目を考えていました。RCはM17オメガ星雲、望遠レンズはアンタレス付近のカラフルタウンをどれだけ撮れるのか試すことにしました。

3時も過ぎるとさそり座が昇ってきます。現地はまだ5台くらい車が残っているようですね。夏の天の川も昇り始めてきました。

2コマ目の撮影が終わり、3コマ目に移行します。時間は3時半くらいだったでしょうか。望遠レンズの方から撮影開始。RCはM17がそこそこ昇るまで待って準備。

_mg_9197_1 時間はもうすぐ4時。RCは準備万端、で、撮り始めたのですが・・・ガイドエラー音がし始めました。ん???なんで???で、空を見上げて気が付きました。東側曇り始めてるじゃん!!みるみるうちに曇られて、望遠レンズもTHE END。結局それから天候は好転しませんでした。M17も試し撮りの1枚で終了orz。

4時半、薄明はまだでしたが、撤収開始。6時過ぎには完了して現地を後にしました。おかげで朝8時半前にはもう帰宅。近いのは楽ですね。

明け方曇られてしまったのは残念でしたが、そこそこ満足いく遠征でした。釣果はまた後日に。

 

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