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2010年2月 6日 (土)

SSAGテスト

Imgp7449_1 昨晩、先日購入したSSAGでオートガイドのテストをしてみました。

テストの目的は4つ。

1.PHD Guidingに慣れる(基本中の基本!)

2.ST-4の合焦点からSSAGの合焦点への移動量測定

3.先日自作した、[EM10B用ST-4リレーケーブル]⇔[RJ12]変換コネクタによって正常にオートガイドが出来るかの確認

4.実際にオートガイドを実行してテスト画像を撮る

外は結構冷えていたので、とりあえず、最低でも1,2が出来ればいいか・・・と、子供が寝た後、23時頃からセッティングを開始。前回の撮影から機材はバラさず、組んだままにしておいたので、わりとすんなり終了しました。ピントも固定していたので、まぁ、テストだから~一緒でいいや!←かなりいい加減です。

とはいえ、ピント大外れではテストにならないので、まずST-4でテスト撮影をしました。対象は丁度お手頃の高さに上がっていたメジャーな系外星雲の集まりM65,M66,NGC3628に決定。でも構図はファインダーで「この辺かぁ~?」で決定。←撮る気あるんかぁー!と怒られそうですね。ISO1600で10分露出で1カット撮り、PC上にてテスト画像としておおよそ問題ないことを確認。で、本題のSSAGのテストに突入!

PHD Guidingの操作は初めてでしたが、幸いなことに昨年の天ガ5月号に操作法があったので、1番はとりあえずクリア。続いて2番の合焦点位置の確認。ST-4ヘッドをSSAGに変更してPC画面を見ると、ガイド星が全く確認できません。仕方がないので、鏡筒を若干動かして比較的明るいガイド星を導入。PC画面上で星像を確認しながらピントを前後させると、SSAG側のスリーブ長では対応出来なくなり、異なるスリーブ長のものに変更して・・・と、手持ちのスリーブを組み合わること暫し、やっと合焦点が決まりました。結果、「ST-4マイナス14mm(内ピン側)」でした。

M6566_ssag_100205

ここからキャリブレーション、オートガイドまで、問題なく進みました。ST-4のテスト撮影と同条件で2コマ撮影してテストは終了。左がテスト撮影です。対象が思いっきりずれてしまいました・・・

肝心のオートガイドは、3番の変換コネクタが無事機能したようで、大凡問題ありませんでした。ただ、若干星像に歪みがあったので、PHD Guidingの設定見直しなど、次回の宿題です。あと、オフアキのオートガイド側のスリーブをST-4用、SSAG用に再編せねば・・・。

とりあえず目的のテストは終了 東の空の半月が綺麗でした。

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