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2021年1月11日 (月)

今週末もせっせと庭撮り・・・

Img_5606_1 今年の冬は何年かぶりに本気出してるみたいで。特に日本海側の皆様はご苦労されているかと思います。

関東はと言いますと、おしなべて良い天候が続いておりまして、逆に雨が少なく空気が乾燥して困ったな、という感じです。コロナも猛威を振るっていて2度目の緊急事態宣言が発令されたわけですが、どうなんでしょう、人の流れに変化はあるのかな?といった感じがするのは私だけなのでしょうか?

そんな中ではありますが、先週末も好天が予想されたので、せっせと庭撮りを決行いたしました。

先週はFC50をテストしましたので、今回は少し焦点距離の長いFC76を使うことにしました。

こうして鏡筒を変えると、私だけのあるあるで、組み合わせミスを起こしがちです。

Img_5608_1 私のFC76は、銀塩時代に6×9で撮れるようにするために、BORGの115mm径鏡筒を使っているので、高橋純正のレデューサーを使うにも、BORG仕様に変換して使わなくてはならないのですが、FS128もBORG中判ヘリコイド仕様にしていることもあり、それぞれ組み順が違っていつも間違ってしまいます。

今回もピントが盛大に内ピンになって、組間違いに気づいて組み直すなどしてタイムロスしました。そのため、こうやって組んだ後の写真を撮るようにしています。

さて、冷却カメラの基本的な使い方は覚えたので、そこそこ手際も良くなってきました。あと、今回はガイドカメラにQHY5Ⅲ-290Cを使い、PHD2はマルチスターガイドが使えるバージョンにして臨みました。

--第一対象:M42--

M42_fc7676drdcbp_2021_01_09 第一対象は言わずと知れたM42:オリオン大星雲です。最近のトレンド(?)である中心部を飛ばさない撮影をするには多重露出が必要なので、面倒で避けていたのですが、試しにということで5sec+300secの組み合わせで撮ってみました。

共通データ
FC76+76Dレデューサー+CBPフィルター
EM10B MTS3SDI+赤道儀

Gain100 -15℃ 5sec×19+300sec×20

結果ですが、それなりに周辺のガス雲まで表現しようとすると、ガス雲だけでなく、かぶり?のいろんな色が載ってきて、かつフラットが合っていないのがバレバレになってなってしまいます。それを抑え込もうとすると、主役はショボくなるといういつもの展開が今回も待っていました。メジャーなM42ではありますが、美しく仕上げるのはなかなか難しい対象ですね。

--第二対象:トールの兜星雲--

Ngc2359_fc7676drdcbp_2021_01_09 第二対象は、先般RC+KissX9iで狙った、NGC2359トールの兜星雲にしました。ちなみに、南中後の冬の天体を狙おうとすれば狙えるのですが、西は都心であることもあり、さらに光害がきついので、南中前の対象を狙うようにしています。

また、焦点距離は違いますが、写り具合に違いがあるのか?という興味もありました。

Gain100 -15℃ 300sec×20

結果、写りは予想通りショボく、対象確認のレベルを出ませんでしたので、比較どころではありません。まぁ、そんなもんでしょう。

--第三対象:M95,96付近の銀河--

M95m96_fc7676drdcbp_2021_01_09 第三対象を考える頃にはもう東半分は春の対象です。その中で考えたのはしし座のM95,96付近です。

以前RC+レデューサーで画角ギリギリで撮ったことはありましたが、広くは撮ったことがありませんでした。なので、その周辺の銀河も含めて狙うことにしました。

Gain100 -15℃ 300sec×20

結果は、そうか、こういう感じであるんだな、というお勉強になるファインディングチャートにはなったかもしれません。

ちなみに、今回もですが、なかなかフラットが合わず、色かぶりもあったので、セルフフラットを作成して、できる限りバックをフラットに保っています。セルフフラットの作成は自己流ですが、こういう対象が小さい場合は作りやすいですね。

--第四対象:くじら星雲付近--

Ngc4631_fc7676drdcbp_2021_01_09 第四対象は、りょうけん座の系外星雲、NGC4631くじら星雲とNGC4656の組み合わせです。

くじら星雲は、これも以前にRCの2000mmの方で撮ったことはありますが、その下にあるNGC4656との組み合わせでは多分撮ったことがなかったような・・・ということで、焦点距離は短い望遠鏡ではありましたが狙うことにしました。

Gain100 -15℃ 300sec×20

これも第三対象同様、フラットが合わず、色かぶりもあり、セルフフラットを作成していますが、私の自己流だと100%消すことは不可能で、このコマも90%にトリミングしています。

この対象に限ったことではありませんが、トリミングをすることに対して、個人的には何か負い目を感じます。誤魔化している、と。結果はショボくても撮った全画角で勝負がしたいですが、皆さんはどうお考えになるでしょうか?

--第五対象:乙女座銀河団--

M59m60_fc7676drdcbp_2021_01_09 この晩、最後に狙ったのは、通称乙女座銀河団の中の、M58,59,60、M89,90が集まる領域です。マルカリアンの鎖付近は良く撮りますが、この辺の領域は銀河団全体を狙った以外は初めてだったかもしれません。

Gain100 -15℃ 300sec×12

このコマは、なぜかガイドエラーが多く、20コマ中使えたのは12コマでした。基本、放置プレイで、現象を見ているわけではないので、ガイドCMOSにUSBコードから負荷がかかったのか、ディザリングの設定が悪かったのか、原因はちょっと不明ですが、ちょっと気持ち悪いです。

最後がちょっと引っ掛かりますが、大分カメラにも慣れてきました。PHD2のマルチスターガイドについては、数値だけ見ると若干の改善はありそうですが、個人的にはあまり実感はわかないかな、でも良くはなっているはずだから、今後も使っていこう、といった感じです。

この晩は、手元の温度計で最低-7.3℃と大分冷えました。翌晩もそこそこ撮れそうなので、撤収はしませんでした。

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