« 禁断の果実に・・・ | トップページ | 今週末もせっせと庭撮り・・・ »

2021年1月 6日 (水)

ASI2600MC Proファーストライト

Img_5592_1 遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

新年早々ですが、2日、4日の晩にASI2600MC Proのファーストライトを行いましたので、そのご報告です。

本当でしたら、新月期にやればよかったのかもしれませんが、そこそこお天気も良かったのと、4日から仕事だったので、少しでもフリーの時にやっておきたいとの思いから、テストを強行しました。

今回のテストの主眼はASI2600MC Proの操作に慣れることですが、その他にも、QHYのミニガイドスコープの使い心地や、冷却カメラの購入に合わせて調達した、中古ですがCorei5のノートPCのセットアップも兼ねておりました。

2日の晩、テスト開始です。まずはPCのセットアップです。いつもの手順で進めようとすると・・・何かが足りない・・・あ、極望ソフト入れてないや!と、これがけちの付け初めでした。

部屋に戻って、インストールディスクを引っ張り出してきて無事インストール完了。まず極望はセット完了できました。

次は望遠鏡との接続です。ステラナビゲータ11を開いて望遠鏡接続・・・ん?接続するCOMポートがない???どうも望遠鏡からのUSBを認識していないようでした。すぐさまネットでドライバーを探して何度か試した結果、やっと繋げることに成功。望遠鏡がコントロールできるようになりました。

次はピント出しです。カメラはEFマウント仕様にしていたので、すぐにピントは出るはず・・・ん???内ピン???なぜに???また部屋に戻って協栄さんのHPを見る、すると、延長リングが一つ要らないことが判明。戻ってリングを外して、ピント、出ました!!よかった・・・。

あとはガイド鏡です。これはQHY5Ⅱ-Mをねじ込めばいいだけなので、いたって簡単・・・のはずが・・・なんとこれまた内ピン!!どういうこと???部屋に戻って取付の写真を見ると、何かが違う。あ!Cマウントアダプタの厚さがQHY5ⅡL-Mと違うみたいだ!どうしよう・・・あ、290CのCマウントアダプタは薄かったような・・・取り換える⇒ガイドスコープに取り付ける⇒無事ピントが出ました(汗)。これは大きな落とし穴でした。まさかガイドCMOSがそのまま使えないとは・・・対策は現在TOMITAさんに問い合わせ中です。最悪、290CをガイドCMOSにするのか???

Ic2177_fc5076drdcbp_20210102 さて、何とか撮影までたどり着きましたが、もう月は煌々と照っています。ですが、まずまともに撮れるかもわからないので、とにかく!と思って選んだ対象はおおいぬ座のわし星雲でした。

FC50+76Dレデューサー+CBP+EM10B MTS3SDI+
Gain100 -15℃ 300sec×18

カメラの設定は、諸先輩方の情報でGainは100とのことだったようなので、その通りにし、一応試し撮りをして露出は300sec、冷却温度はNINAのグラフから無理のなさそうな-15℃目標としました。

翌日画像処理をした結果が左です。一応記念すべきファーストライトです。写りはしょぼいことこの上ないですが、月明りの中での撮影としては結構健闘しているのかもしれません。

M81m82_fc5076drdcbp_20210102 さて、時間がまだあったので、もう一対象何かないかと考えて選んだのがM81、M82でした。双方明るい銀河ですので、月明りでも写ってくれるかな?と期待して撮影しました。

Gain100 -15℃ 300sec×8

この晩は、予報に反して意外と雲が多く、20コマ撮ったところの8コマしか使えませんでした。

でも、個人的には8コマとは思えない作品になったと思います。

3日も実はちょっとやったのですが、すぐ曇られてしまい、機材放置で寝てしまいました。

Ngc1499_fc5076drdcbp_20210104 4日は、月が23時くらいに上がってくるので、それまではまともに撮れそうだったので、仕事を終わらせてすぐに屋上に直行、もう18時前には撮影を開始していました。薄明は18時過ぎまであったのですが、なにせ都会。元々空は明るいのです。薄明終わりまで待つ必要はありません。

この晩の第一対象はカリフォルニア星雲です。まだギリギリ撮れる対象だったので、久方ぶりに撮りました。

Gain100 -15℃ 300sec×20

結果は左のようにそこそこの写りはしてくれたのですが、カメラ変わっても悩まされるのはフラット補正です。とにかく都会では向ける方向ごとにかぶり方などが変わるので、フラットを撮ってもなかなか合いません。かといって、対象ごとにフラットを撮るのは時間がもったいないですし。困ったものです。いつも悩まされています。

Ic434_fc5076drdcbp_20210104 第二対象は馬頭星雲付近にしてみました。オリオン大星雲にしようかとも思ったのですが、三ツ星のゴーストの出具合を見たくてこちらにしました。

Gain100 -15℃ 300sec×20

結果、ゴーストは出なかったように感じます。タカハシのレデューサーは作りが良いのでしょうか?

この画像処理もフラットが合わずに、あまりやりたくないセルフフラットを作って補正したので、全体的に迫力の無い感じになってしまいました。

Ngc2237_fc5076drdcbp_20210104 第三対象、時間的には最後の方で月の影響を受けるかもしれなかったのですが、バラ星雲を選びました。

Gain100 -15℃ 300sec×19

それまでは、自分なりに快調にNINAを使っていたのですが、やはりまだ慣れていないせいか、最後は19コマになっていました。後になって気づきました。この辺はまだまだですね。

バラ星雲は高度が上がってから撮ったので、これはフラット合うだろ!と思ったのですが、見事に外れ!!色むらも出てしまい、結局これもセルフフラットを使うことに・・・。ただ、対象が明るいので、見た目それなりに見れるくらいにはなったと思います。個人的には船橋からここまで写せれば御の字かな?と思っております。

この晩は、月が上がってきたのと、翌日用事があったのでここで終了、撤収しました。

こうして、ファーストライトは終わったわけですが、今までのイチデジと違うところは、温度設定ができるので、ダークは一種類でよさそう。バイアスノイズというものがあるらしいけど、処理の仕方がわからないのと、あまり気にならなかったので、とりあえずはパスしよう。あとはソフトが変わっただけで、撮り方はイチデジと同じ感覚でできそう。といった感じを受けました。購入は間違っていなかった、といった感じです。

| |

« 禁断の果実に・・・ | トップページ | 今週末もせっせと庭撮り・・・ »

天体撮影」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 禁断の果実に・・・ | トップページ | 今週末もせっせと庭撮り・・・ »