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2020年10月28日 (水)

都会で系外星雲

Ngc891_250rc075rdd1_20201024 先週土曜日の晩、ありがたいことに晴れ予報が出てくれましたので、大砲セットを出しました。先日のテストでおおよそ目処は立ったので、今度は本気撮影です。

晴れ予報・・・だったのですが、夕方は低い雲にかなり支配されてしまってやきもきしましたが、どう消えたのか、21時過ぎに屋上に上がってみると、ほぼ雲は消えておりました。不思議なものです。

さて、この日は月が24時近くまであるので、割とのんきに準備できました。ですが、時間がもったいないので先にダークとフラットは撮っておきました。それでも時間は余るので、まずはあまり月明りが影響しなさそうな明るめの対象ということで、アンドロメダ座にあるNGC891エッジオン銀河を選びました。

今更ながら思いますが、自動導入ができるというのはありがたいことです。3等級が見える?見えない?というこんな空でも連れて行ってくれるわけですから。大した技術です。ちなみに今回は系外星雲を狙うことを考えていたので、フィルターはLPS-D1にしました。感度もいつものISO1600ではオーバーになってしまうので、ISO800にしました。露出はガイド鏡撮影であることを考慮して180sec固定でいきました。

撮って出しでかろうじて対象の位置はわかったので、これは何とかなるかな?と思っていましたが、画像処理後の画像の通り、記念撮影にはなったかな?と思います。ただ、いつもの通り強力に対象を持ち上げるので、バックのバランスが崩れてちょっと難儀しました。そういう時は対象が大きくなければ対象を消してセルフフラットみたいのを作って何とかしちゃうのですが、対象が大きくなるとなかなかできなくなってきます。

Astrosib250RC+0.75×RDFL+KissX9i(HKIR)+LPS-D1
ISO800 180sec×40=120min

M81_250rc075rdd1_20201024_2 次に狙ったのはM81、おおぐま座のM82星雲とセットでおなじみの渦巻銀河です。この対象は何度か撮っていますが、やはり淡い部分がうまく表現できないので、消化不良な対象でした。カメラを低ノイズなカメラに替えて、どこまで頑張れるかを試してみたかったんです。

画像処理の結果、ノイズの影響は確かに少なく、対象はいい感じに持ち上がったのですが、バックが同心円に上がってきません。仕方ないので、先に書きましたセルフフラットで無理やり抑え込みましたが、あんまりやりたくないですね。月明りのフラットが悪かったのか、他の理由があるのかわかりませんが、毎度都会での撮影では悩まされます。

ISO800 180sec×40=120min

Ngc1973_250rc075rdd1_20201024 今回はこれでおしまいです、釣果としてはまあまあでしょうか・・・と終わればよかったのですが、実はもう1対象撮っていました。オリオン大星雲の上、ランニングマン星雲付近です。ここはテストの時も撮っていて、なんか上の方にゴースト出るなぁ・・・とは思っていたのですが、NB1フィルターとの比較がしたかったので、撮ってみたわけです。が!1枚撮って戦意喪失しました。撮って出しですでにゴーストがわかってしまいました。やっぱり出たか・・・。一応画像処理してみたのですが、さらに戦意喪失。この晩の気温の下がり方は16℃台から8℃台、ピントがずれてしまったようです。載せた画像はトーンで持ち上げただけで、細かいことはしていません。星雲の写りはまあ、それなりなのですが・・・ねぇ・・・。なんのゴーストなのかなぁ~。私、FFフィルターしかもっていないので、M48フィルター買って、レデューサーの前にねじ込んでみましょうか?それでも消えなければタカハシのRD使うしかないですねぇ~。

なかなかしっくりときませんねぇ~。

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