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2008年1月 6日 (日)

撮り始め

Imgp3713_1_2 一昨晩(金曜日の晩)、今年の撮り始めをしました。本当は昨日の晩にUPするつもりでしたが、息子を寝かしつけて、そのまま自分も寝てしまいました・・・。

 撮影はいつものように自宅です。写真は機材の撤収前に撮ったものですが、今回はやる気と体力と天気の条件が久しぶりに揃ったので、本格的にNJP赤道儀を組みました。鏡筒にはFS128を選びました。理由はオフアキが使えるから。イチデジ導入によってガイド鏡撮影はイマイチ自信がないので(・・・←オイオイ ^^;;)。250RCも考えましたが、まだまだ使いこなせていないので、確実性の高い方にしました。

 HP上では報告していませんでしたが、昨年末にKiss-DXを購入し、今まで使っていたKiss-D(改)を手放しました。

 何とかKiss-D(改)で今後も使っていきたかったのですが、都市光害の真っ直中、限界と思われるISO800・露出15min以下という条件で、LPS-P2フィルターでは光害カットの限界を知り、LPS-V3フィルターでは光害はカット出来ても露出の絶対的不足、ノイズの限界を知り、あきらめがつきました。

 Kiss-DX購入時、最初から改造機も考えたのですが、急速な技術革新の中、天体撮影に特化したカメラは得策ではないというのと、低ノイズで長時間露出可能な特徴を生かしてフィルターワークで何とか・・・という思いから、結局ノーマルボディーを購入し、改造分の費用を中望遠レンズEF70-200mmF4L USMにあてました。これでSPACEBOY赤道儀のような小型赤道儀でも撮影が可能となりました。

Iso1600_900x2_sc64300x460x4_kasan_2 話を戻して、今回の撮影で試したかったのは、改造無し+フィルター使用でどこまで撮れるのか、でした。対象は何のひねりもなくM42にしました。

 フィルターはLPS-V3も考えたのですが、まずはそこそこ使っているLPS-P2を選択、また鏡筒のF値を明るくするためにAC-2を入れてF8.1からF6.6にしました。

 感度設定はISO1600、露出時間は、15min×4コマ(うち2コマはSC64フィルター追加)、5min×4コマ、1min×4コマでいざ撮影!!

 で、左が自分なりに画像処理したものです。15minのうち、ノーフィルターの方は超オーバーで××(←経験不足・・・アウト!)。SC64の方は使えました(セーフ!)。ステライメージ5で露出時間ごとに加算平均ののち、加算合成、レベル補正、Photohop CS2でレベル補正、トーンカーブ、色相・彩度調整しています。

 個人的には、”よくここまで写ったもんだ“というのが正直な感想なのですが、一般的に見れば、“ショボ~イ!!”なんでしょうけどね・・・。

M42_fs128_060903_psd_comp_7_fin 次の画像は一昨年秋にKiss-D(改)で撮影した時のものです。撮影システム・設定感度は基本的に同じですが、露出時間が違うので、一概に比較はできませんが、Hα領域はさすがに改造機の方が一枚上のような気もしますが、SC64フィルターのおかげか、今回の画像もそこそこ写っているように感じます。ノイズは比べるまでもなくKiss-DXの方が圧倒的に低ノイズですね。

 全体としての感想は、ノーマルでもフィルターを使えば何とかなりそうだな、といったところです。とにもかくにも私にとっては有意義な撮影でした。

 あと、オフアキについても、銀塩用に使っていた時のミラー位置から約1cm中心に近づけることで、コマ収差の少ないガイド星を使うことが可能になったので、非常に振れ幅の少ない安定したガイドが出来ました。

 さて、次の撮影はいつになるかなぁ~ってそんなの、私次第ですよね(大爆)。

P.S

画像処理を終えてから気が付いた。できあがりが銀塩っぽいな・・・1minを撮った意味が無くなってしまったかなぁ・・・(^^;

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天体撮影」カテゴリの記事

コメント

さすがオフアキを使われただけあってガイドは完璧ですね!
作品も、光害地で撮影されたとは思えないほどよく写っていると思います。デジカメならご自宅でも工夫次第で撮影できそうですね(^^)

ところで添い寝の話し、私も3年前までよくやっていました。早めにセットしていた日にはふと気が付いて慌てて外に出たら鏡筒が三脚に当たっていたり(^^;
再開当初に使っていた赤道儀のモータードライブはそれで壊してしまいました。りょーじんさんもお気をつけ下さい。

投稿: コーチ | 2008年1月 9日 (水) 18時33分

コーチさん、書き込み有り難うございます。

オフアキ、周辺の星像さえ何とかなれば、バランスもとりやすいですし、成功の確率は格段に上がります。デジ導入時、最初ST-4の不穏な動きが周辺星像が悪いためだと気づくのに時間がかかって大分損をしてしまいました。銀塩時代はフラットナー併用で全く問題なかったので。これに慣れてしまったので、逆にガイド鏡の方が苦手だったりします。

三脚に当ててモーターを壊しかけたこと・・・私もあります。幸い気づくのが早かったので事なきを得ましたが(ST-4のおかげ!)。自宅での撮影は真南ににっくき水銀灯があるので、逆に残りの隙間が見えて安心です(大爆)。

投稿: りょーじん@船橋 | 2008年1月 9日 (水) 23時25分

物凄くよくピントが来ていますね!
光害地を感じさせない星雲の内部構造が把握出来て素晴らしいです。
機材も安定感がありそうです。

投稿: よっちゃん | 2008年1月11日 (金) 00時43分

よっちゃんさん、書き込み有り難うございます。
ピントはフライアイルーペCSを使っています。そんなにほめられるようなものではありませんが、今回はたまたまあってたんでしょうね。
機材の組み合わせは銀塩中判システムと基本的に変わりません。オフアキで余計なものがないので、バランスは良いと思います。今回は木製三脚を使いましたが、ピラーの方がより安定度が増します。面倒なのであまり出しませんが・・・(爆)

投稿: りょーじん@船橋 | 2008年1月12日 (土) 00時00分

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